言葉の語源
日常、耳にする言葉の意味を調べています。 日本語って知れば知るほど魅力のある言葉ですね。
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能知
のうち、と読みます。
このごろ宗教関連特に仏教に従事する方のお話しを聞く機会が増えてきました。そのなかで聞いた言葉です。全知全能なんていう言葉は聞いたことがあるのですが、能知は知りませんでした。
これも少し古くなってきて、使われなくなった言葉の一つかもしれませんね。そういうものをひろいあげていけたらいいなと思っています。
〔参考文献〕
1 仏語。知るもの。事物を知る主体。所知に対していう。
2 能力と知力。」
と出ていました。
「能」は「よくする」と読み、「所」は受身で「らる」と読みますので、能知者は「能く知る者」、所知者は「知らされる者・知られる者」で、先生と生徒のような意味か、認識する側(例えば人)と認識される側(例えば石ころ)のような意味ではないかと思います。
http://questionbox.jp.msn.com/qa637138.html?StatusCheck=ON
手元の書籍(哲学書)には「能知と所知」と言った形で記載されております。「能」は能動、「所」は所動(今日の用語では「受動」)ですから、文脈を考慮せずに言えば、「知る者」と「知られる者」知るという行為の主体(能知)と、その行為の対象となる客体(所知)ということでしょうか。
http://ziddy.japan.zdnet.com/qa1307160.html
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