言葉の語源
日常、耳にする言葉の意味を調べています。 日本語って知れば知るほど魅力のある言葉ですね。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
■付け焼き刃(つけやきば)
その場逃れのために、にわか仕込みで勉強することをいい、中世の鎌倉、室町時代につくられた刀鍛冶(かたなかじ)の用語です。
日本刀を作るには、何度も地金を金鎚で打って鍛えなければ、切れ味の鋭い刀に仕上がりません。あまり鍛えられない刀は「付け焼き刃」といって、見掛けはよい刀と区別はつかないけれども、弾力不足になり、固いものを切ろうとするとすぐに折れてしまいます。
そこで、実力のないものができるもののまねをして態度を取り繕うさまを「付け焼き刃」というようになりました。
ところがどんなにいい刀でも実践では5人も切れば使えなくなってしまう、それならば戦場には安い刀を何本も持って行き、取り換えて使うほうが資金的にも戦力的にも有効です。結局、名刀といわれるものは、鑑賞用にすぎないのでした。
ある笑い話に「試験の前日、一夜漬けも間に合わないからと、カンニングペーパーを大量に作っていたら試験に合格してしまった」というのがあります。そう考えると、もしかすると付け焼き刃って悪いことだけじゃないのかな? と思えてくるから不思議ですね。
その場逃れのために、にわか仕込みで勉強することをいい、中世の鎌倉、室町時代につくられた刀鍛冶(かたなかじ)の用語です。
日本刀を作るには、何度も地金を金鎚で打って鍛えなければ、切れ味の鋭い刀に仕上がりません。あまり鍛えられない刀は「付け焼き刃」といって、見掛けはよい刀と区別はつかないけれども、弾力不足になり、固いものを切ろうとするとすぐに折れてしまいます。
そこで、実力のないものができるもののまねをして態度を取り繕うさまを「付け焼き刃」というようになりました。
ところがどんなにいい刀でも実践では5人も切れば使えなくなってしまう、それならば戦場には安い刀を何本も持って行き、取り換えて使うほうが資金的にも戦力的にも有効です。結局、名刀といわれるものは、鑑賞用にすぎないのでした。
ある笑い話に「試験の前日、一夜漬けも間に合わないからと、カンニングペーパーを大量に作っていたら試験に合格してしまった」というのがあります。そう考えると、もしかすると付け焼き刃って悪いことだけじゃないのかな? と思えてくるから不思議ですね。
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL: