言葉の語源
日常、耳にする言葉の意味を調べています。 日本語って知れば知るほど魅力のある言葉ですね。
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■学ぶ(まなぶ)
物事を習ったり、ある技術を自ら修めたりする事を指す言葉であり、
他人のやることを「まねる」がなまってできたものです。
『平家物語』にこんな表現があります。
何事も六波羅様と言いてんげれば、一天四海の人みな是をまなぶ
平家全盛の時代、日本中の人々がこぞって平家の服装や動作をまねていました。この時代では「まなぶ」の言葉はまねをするという意味で使われていたのです。その後、江戸時代に入ると、武士だけではなく町民も盛んに学ぶようになり寺子屋が生まれ、一時は1万5,000までに成長します。
寺子屋の師匠のまねをしつつ、自分でもあれこれ考えることをさす「まなぶ」という言葉が広まりました。
また大学、国学といった奈良時代の、朝廷が開いた学校の学生は「ものならうひと」といわれていました。平安時代になり「がくしょう」と音読みされるようになったものが、さらになまって「がくせい」となるのです。
私たちは生まれて間もなくのころから、すでに「これは、なんだろう?」という「学ぶ」という言葉も覚えていないうちに分かりたい、探究したいと思う気持ちが自然に湧いてきます。人間は生まれてから死ぬまで絶えず学んでいるのですね。
物事を習ったり、ある技術を自ら修めたりする事を指す言葉であり、
他人のやることを「まねる」がなまってできたものです。
『平家物語』にこんな表現があります。
何事も六波羅様と言いてんげれば、一天四海の人みな是をまなぶ
平家全盛の時代、日本中の人々がこぞって平家の服装や動作をまねていました。この時代では「まなぶ」の言葉はまねをするという意味で使われていたのです。その後、江戸時代に入ると、武士だけではなく町民も盛んに学ぶようになり寺子屋が生まれ、一時は1万5,000までに成長します。
寺子屋の師匠のまねをしつつ、自分でもあれこれ考えることをさす「まなぶ」という言葉が広まりました。
また大学、国学といった奈良時代の、朝廷が開いた学校の学生は「ものならうひと」といわれていました。平安時代になり「がくしょう」と音読みされるようになったものが、さらになまって「がくせい」となるのです。
私たちは生まれて間もなくのころから、すでに「これは、なんだろう?」という「学ぶ」という言葉も覚えていないうちに分かりたい、探究したいと思う気持ちが自然に湧いてきます。人間は生まれてから死ぬまで絶えず学んでいるのですね。
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