言葉の語源
日常、耳にする言葉の意味を調べています。 日本語って知れば知るほど魅力のある言葉ですね。
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友達に、このごろ仏教関連の仕事をするようになったの~というと、新聞を切り抜いてくれた。もったいないので、掲載しま~す。
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その国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ、
仏種は縁によって起こる是の故に一乗を説くなるべし
高橋殿御返事P1467編1427
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通解
その国の仏法流布は、あなたにお任せする。仏種は縁によって起こる。その故に一乗(法華経)を説くのである。
一乗とか、二乗、三乗という言葉を聞くのですが、どういう意味なのでしょうか。
「乗」とは乗る物、自動車に乗るときの「乗る」、つまりここでは「衆生を乗せて悟りの境地へ運ぶ乗り物」として法華経という意味なのですね。インドから、中国を経て伝わってきた中でも、あまり意味の変わってない漢字は、仏教用語に多いのかもしれません。
参考
http://ichigu.net/person/teach.html
─
ぶっ‐しゅ【仏種】
(1)仏を生ずる種姓。
(2)悟りを得るための所行。
広辞苑 第五版 (C)1998,2004 株式会社岩波書店】
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その国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ、
仏種は縁によって起こる是の故に一乗を説くなるべし
高橋殿御返事P1467編1427
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通解
その国の仏法流布は、あなたにお任せする。仏種は縁によって起こる。その故に一乗(法華経)を説くのである。
一乗とか、二乗、三乗という言葉を聞くのですが、どういう意味なのでしょうか。
「乗」とは乗る物、自動車に乗るときの「乗る」、つまりここでは「衆生を乗せて悟りの境地へ運ぶ乗り物」として法華経という意味なのですね。インドから、中国を経て伝わってきた中でも、あまり意味の変わってない漢字は、仏教用語に多いのかもしれません。
参考
http://ichigu.net/person/teach.html
─
ぶっ‐しゅ【仏種】
(1)仏を生ずる種姓。
(2)悟りを得るための所行。
広辞苑 第五版 (C)1998,2004 株式会社岩波書店】
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友達に「このごろ仏教関連の仕事をするようになったの~」というと、新聞を切り抜いてくれた。もったいないので、掲載しま~す。
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(いのち)(すで)
命 已 に一念にすぎざれば
(ずいき)
仏は一年 随喜 の功徳と説き給へり
持妙法華問答抄(じみょうほっけもんどうしょう)P466編216
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通解
人の生命は究極的に一瞬の生命に極まる故に、仏は一念随喜の功徳と説かれたのである。
仏の教えを聞いて随喜するのは同感です。ほかにも知っている人がいいことをしているのを聞くと「あ。すごいな」と思ったり、道行く人に場所を聞いたりしてきちんと説明してくれて、その上相手が外国人で流ちょうな日本語を話しているのを聞くと「あ~、すごいな。私が外国へ行ったら、そんなにその国の言葉が話せるようになるかしら」などと、感動してしまうとか、そんな気持ちでしょうか。
随喜(ずい‐き)
〔仏〕五悔(ごげ)の一。人の善事を見て、これに随順し歓喜すること。転じて、心からありがたく感ずること。平家物語(2)「みなたなごころを合はせて―の涙をぞもよほしける」
広辞苑 第五版 (C)1998,2004 株式会社岩波書店
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(いのち)(すで)
命 已 に一念にすぎざれば
(ずいき)
仏は一年 随喜 の功徳と説き給へり
持妙法華問答抄(じみょうほっけもんどうしょう)P466編216
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通解
人の生命は究極的に一瞬の生命に極まる故に、仏は一念随喜の功徳と説かれたのである。
仏の教えを聞いて随喜するのは同感です。ほかにも知っている人がいいことをしているのを聞くと「あ。すごいな」と思ったり、道行く人に場所を聞いたりしてきちんと説明してくれて、その上相手が外国人で流ちょうな日本語を話しているのを聞くと「あ~、すごいな。私が外国へ行ったら、そんなにその国の言葉が話せるようになるかしら」などと、感動してしまうとか、そんな気持ちでしょうか。
随喜(ずい‐き)
〔仏〕五悔(ごげ)の一。人の善事を見て、これに随順し歓喜すること。転じて、心からありがたく感ずること。平家物語(2)「みなたなごころを合はせて―の涙をぞもよほしける」
広辞苑 第五版 (C)1998,2004 株式会社岩波書店
友達に、このごろ仏教関連の仕事をするようになったの~というと、新聞を切り抜いてくれた。もったいないので、掲載しま~す。
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(かこ)(しゅくえん) (きた)
過去の 宿 縁 追い 来って、今度日蓮が弟子と成り給うか・
(たほう) (そうろう)
釈迦 多宝 こそ御存知 候 らめ、
(ざいざいしょぶつ どじょう よ し ぐ しょう)
「在 在 諸仏 土 常 与 師 具 生」よも虚事候はじ
生死一大事血脈抄(しょうじいちだいじけつみゃくしょうP1,338、編402)
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通解
あなたは、過去の宿縁から今世で日蓮の弟子となられたのであろうか。釈迦・多宝の二仏こそご存じと思われる。法華経化城喩品の「存在の諸仏の土に 常に師と俱に生ず」の経文は、よもや嘘とは思われない。
三世にわたる仏法の深い師弟の関係を教えられた一節です。
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(かこ)(しゅくえん) (きた)
過去の 宿 縁 追い 来って、今度日蓮が弟子と成り給うか・
(たほう) (そうろう)
釈迦 多宝 こそ御存知 候 らめ、
(ざいざいしょぶつ どじょう よ し ぐ しょう)
「在 在 諸仏 土 常 与 師 具 生」よも虚事候はじ
生死一大事血脈抄(しょうじいちだいじけつみゃくしょうP1,338、編402)
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通解
あなたは、過去の宿縁から今世で日蓮の弟子となられたのであろうか。釈迦・多宝の二仏こそご存じと思われる。法華経化城喩品の「存在の諸仏の土に 常に師と俱に生ず」の経文は、よもや嘘とは思われない。
三世にわたる仏法の深い師弟の関係を教えられた一節です。