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言葉の語源

日常、耳にする言葉の意味を調べています。 日本語って知れば知るほど魅力のある言葉ですね。

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千万億

「ちまお」と読み、人の名前です。

数の単位は一、十、百、千、万、十万、百万、千万、一億、十億、百億、千億、万億、一兆、 十兆、百兆、千兆、万兆。このあとに京(けい)、垓(がい)、秭(し)、穰(じょう)、溝(こう)、澗(かん)正(せい)、載(さい)、極(ごく)、恒河沙(ごうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)と続きます。

余談ですが、子どものころ読んでいた漫画のタイトルは「那由他」、超能力を持った主人公の名前と同じです。那由他には仏教用語で「極めて大きな数量」という意味もあります。平凡な一女子高生に那由他という名前を付けた原作者の思いの中には、何らかの意図が隠されていたのかもしれないと、考えても不思議ではありません。



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テレビドラマを見ていると美男の俳優が主役をしています。昔からいい男の代名詞として「二枚目」といいますけれども、いったいどこからきた言葉でしょうか。

これは歌舞伎のしきたりからきた言葉なのです。昔は芝居小屋の正面に客寄せを目的とした絵看板を飾りました。一枚目は書き出し、二枚目は主役を演じる男前の訳者の絵を飾りました。

三枚目は道化役、そのあとは中軸、敵役、二枚目の敵役、実悪(じつあく)の謀反人、というように八枚目まで続きます。このうち二枚目、三枚目が一般に広まり現代まで残ったというわけです。

時には四枚目の中軸に女形、五枚目に子役、七枚目に老け役として御芝居に重要な役割をもたせる人になります。ちなみに八枚目は座頭(ざがしら)と呼ばれる座長さんです。

今は一億総タレント時代。正統的な二枚目よりも面白く、個性的な三枚目がもてはやされることも多いようです。

勇気とは恐れないことではなく、
恐れよりも大切なことがあると判断できることだ。
勇者の命は短いが、慎重なだけでは生きている価値がない。

これからは君が何者であるか、
何者になれるかの間を旅することになる。

どう生きるか、どう生きたいかを見定めなさい。

それからヘレンを私は愛している。今も愛している。
16歳の誕生日おめでとう。ミア。


『メリー・ポピンズ』のジュリー・アンドリュースと『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが出演する『プリティ・プリンセス』の一説です。

主人公のミアが王位継承を断った後、逃げようと荷作りをしているときに父親からの手紙を見つけてたんです。そして神の勇気とは何かということが分かったんですね。

淡々と話が進み、やや盛りあがりに欠ける感がと思っていましたが、クライマックスでは見事にハッピーエンド。リムジンの運転手やワルツのレッスンをするヘクター・エリゾンドもいい雰囲気を出しています。
みゅーじんの小曽根真(おぞね まこと)さんの言葉です。

ジャズピアニストでもありクラシックピアニストです。父親がピアニストなので、必然的に真さんも同じ道を進もうとしますが、幼年5歳で早くも挫折。しかしあるジャズピアニストとの出会いが彼を変えました。

今ではクラシック、ジャズ、ボサノバなどなどジャンルを超えて活躍中です。

ジャズピアニストとして有名な小曽根さんは、30歳になってからクラシックピアノの楽しさを知り、改めて習い始めます。

できないことは楽しい、自分のボキャブラリーが増える。しんどいこともあるけれども、克服する難しさもあるけれども、それも楽しんでいる。

融合ではなく共存を。融合はとけあって、もとがなくなってしまう。そうではなく、相手を認めた上で自分がいるということなのです。

小曽根さんの言葉は経験に裏付けられた頼もしい勇気付けられる言葉でした。
テレビの旅番組を見ていたら
篆刻のお店ではんこを作ってもらっていました。

「誠」という文字は言葉が成ると書く、
正確な言葉を生業にする人らしい名前です、

「光」は周りの人を照らす、
自分が光っているから周りの人も明るくなるそうです。

漢字の成り立ちって面白いなあ。

「過去に目を閉ざす者は 現在に盲目となる」

1985年5月8日、ドイツのヴァイツゼッカー元大統領の演説
『荒れ野の40年』の一節。

過去の事実に目を背け正当な評価を避け無視する者は現在の事態にも目を背けることになるという意味でしょう。

過去の出来事の解明は現在の理解のためにある。歴史を学ぶ者も自戒としたい言葉です。
「失敗したからと言って、人生が終る訳じゃない」

若い頃は、何ごとにつけ失敗するのが嫌で、失敗した後には深い失望を感じて立ち直りが遅かった。そのせいか、新たなトライに億劫になりがちでしたが、歳を取ってからは「失敗したからと言って、人生が終る訳ではない」と思えるようになり楽になりました。


  愛の反対は憎しみではない。

  憎しみは愛に変わるが、
  無関心は絶対愛に変わらないからである。

今は亡きマザー・テレサさんがおっしゃっていました。

うんうんとうなずいてしまう言葉です。
かわいさ余って憎さ百倍といいますけれども、
無関心は関心に変わってから愛になるかまた無関心になるか、

とにかくそのままでは変化がないので、愛に変わりようがないです。
自分の気持ちを切り替えるのも難しいのだから
人の気持ちを変えさせるのはさらに大変。

どんなことにでも興味を持って聞いたり見たりすることが、
いつまでも関心を持っていられる秘訣かもしれません。

年をとると赤子に戻るといいますがマザー・テレサさんは
死ぬまで成長していたように感じます。
私もそんなふうに生きていきたいと思いました。

ほかにもステキな言葉を見つけたのでご紹介します。
http://www.nsknet.or.jp/~kmg/teresa03.htm


「黄昏」

今では一語として使っている言葉でも、昔は二語以上の言葉からできていて、それが熟語となったことで意味が変わることがあります。「黄昏(たそがれ)」という言葉は今では一語の言葉として使われていますが、もともとは「誰そ彼」という二語以上からなる語です。

夕方になると「誰が彼」と人の姿が見わけにくいためにダレソレというようになりました。明け方を「彼誰(かわたれ)」というのも誰が彼の語源構成に由来しています。

夜明けに薄暗くて誰彼の判別が付きにくい状況を反映した言葉です。夕暮れを名古屋地区で「うそうそ」といったのも人の顔のはっきりしない不分明なさまを形容したものです。 <参考文献>漢字の謎講座広告から


 「者」

旧字では「日」は薪の入っている容器であり、文字の上半分の「土」と「ノ」は薪や火の粉を表しています。

つまり者とは、薪を一カ所に集めて燃やすことから人や物が集まるという意味になった文字なのです。それにこざと偏がついて「都」になったのです。


ほかの例を見てみましょう。
煮沸の「煮」は下に4つの点の「れっか」が上にあるものを炎を集めて加熱するという意味であり残暑の「暑」は太陽を表す「日」が集中してあたり暑くなるという意味です。

一見わかりにくい文字に「書」という文字にも者が含まれています。筆のくさかんむりの下の文字は者から成り、墨を筆先の一カ所に集めて紙にとどめることから、筆で期す意味になりました。

話を元に戻しますと、
者が、人が集まるという意味からやがては、
医者や役者のように人物の特性を表す用い方がでてきたようです。

<参考文献>漢字の謎講座広告から

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